母国送還の原因は些細な夫婦喧嘩から!


Tomoです。
いろんな強制送還や自主的な送還の原因があるとおもうけど、まさかこれが原因になるなんて…
ラスベガス・ストリップのバフェで起きた「平手打ち」がきっかけとなり、観光客の女性が移民・関税執行局(ICE)の拘留施設で3カ月間過ごすことになった。
Arpine Misakyanさんは今年4月6日、Wynn Las Vegasの「The Buffet at Wynn」で夫と口論になった後、夫を平手打ちしたとして、家庭内暴力(Domestic Battery)の容疑でEncore Las Vegasで逮捕された。逮捕報告書によると、クラーク郡地方検察局(Clark County District Attorney’s Office)は最終的に家庭内暴力の訴追を行わないことを決めた。
しかし、それでもICEによる拘束を止めることはできず、Misakyanさんは最終的にアルメニアへ送還された。
当時、Misakyanさんには係属中の亡命申請(asylum case)があったと報じられている。
ICEは8 News Nowに対して、次のように説明した。
「ICEソルトレイクシティ事務所の職員は4月8日、クラーク郡拘置所で、アルメニア出身の不法滞在外国人Arpine Miskayan(28歳)を逮捕しました。Miskayanさんは自主出国(voluntary departure)に同意し、2026年7月4日に母国へ送還されました。」
Wynn Las Vegasはこの件についてコメントを控え、8 News Nowに対してはラスベガス都市警察(LVMPD)へ問い合わせるよう案内した。
Misakyanさんは、ヘンダーソン拘置センターに収容された後、Adelanto ICE Processing Facility(アデラントICE処理施設)へ移送された。
8 News Nowは、LVMPDが撮影したボディーカメラ映像を入手した。
Misakyanさん一家は南カリフォルニアから車でラスベガスを訪れ、宿泊先はBellagio Hotel and Casinoだった。しかし、食事をするためWynnへ向かったという。
警察のボディーカメラ映像には、Misakyanさんの娘とみられる女性が、
「待って、何が問題なの?」
と話す様子が映っている。
4月6日午後7時37分、ホテルのスタッフから「家庭内暴力が起きている」と通報を受け、2人のMetro警察官がEncoreに到着した。
Misakyanさんの夫、Karen Harutyunyanさんは警察官に対して、
「妻が具合が悪い」
と話した。
Harutyunyanさんはロシア語を話しており、警察官との間には言葉の壁があった。
警察官が、
「いや、その前のことです。なぜWynnの警備員が彼女に手錠をかけたのですか?」
と尋ねると、
逮捕報告書によれば、Misakyanさんは携帯電話をめぐって夫と口論になり、夫の顔を平手打ちしたという。
夫は警察官に、
「妻が私を叩いた。今日は私たちはパーティーをして、楽しみすぎた。家族の問題です」
と説明した。
警察官が、
と言うと、夫は、
「小さな問題なのに、大きな問題になってしまった」
と話した。
Wynnの監視カメラには、Misakyanさんが夫を平手打ちする様子が記録されていた。
Wynnの従業員は警察官に、
「バフェからの通報に対応しました。監視カメラでその場面を確認し、(警察に)映像を提供しました」
と説明した。
その後、Misakyanさんは血圧が高く、呼吸が苦しいと訴えたため、ストレッチャーに乗せられてEncoreから搬送された。
ホテルの入り口では家族と警察の間で混乱が起き、LVMPDは家族が警察の指示に従わなかったとしている。
警察官はMisakyanさんの娘に、
「そこからどいて。今すぐ動かなければ、私があなたを移動させます」
と告げた。
娘が、
「触らないで。あなたにそんな権利はない」
と答えると、警察官は、
「あります。私は警察官です。あなたが妨害しているので、動くように言っています」
と返した。
警察官はMisakyanさんに、家庭内暴力事件として警察の身柄拘束下にあることを伝えた。
救急車の中で、Misakyanさんは泣き始めた。
娘は警察官に、
「お願いです、私が彼女の手を握らせてください。そうすれば落ち着くと思います」
と頼んだ。
警察官は、
「彼女は今、警察の身柄拘束下にあります。これから連れて行きます」
と答えた。
MisakyanさんはUMC(University Medical Center)へ搬送されたが、そこにICE職員が現れ、彼女を拘束したと報じられている。
当時、Misakyanさんには係属中の亡命申請があった。
夫のKaren Harutyunyanさんは何度も妻を釈放してもらおうとしたが、実現しなかった。
警察官は、ネバダ州の家庭内暴力に関する法律を理由として、彼女を拘束する必要があると説明した。
「ネバダ州では、12時間の拘束が行われます。その間、あなたたちは離れて過ごします。お互いに落ち着くためです」
と警察官は説明した。
ICEへの通知について
Metro(LVMPD)はMisakyanさんの逮捕そのものについてコメントしなかったが、8 News Nowに対して、ICEへの通知に関する警察の方針・手順を提供した。
LVMPDとICEの間には「Memorandum of Agreement(協定)」が存在する。
Metroの方針には次のように記載されている。
「外国生まれの人物が逮捕され、重罪(felony)、家庭内暴力、飲酒運転(DUI)、侵入窃盗、窃盗、軽窃盗、または法執行官への暴行の容疑を受けた場合、拘置サービス部門(DSD)は、拘留・収容時および釈放時の両方でICEに通知する。」
そして、これらの容疑について、
「公共の安全に最も大きな影響を与えるもの」
と説明している。
ICEによる逮捕件数
Deportation Data Projectによると、7月にはICEによる逮捕が301件あり、その大部分はネバダ州南部で発生していた。




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