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  • 執筆者の写真LA Wedding Avenue

おかげさまで15周年!

お二人との出会いは、挙式から5年以上前まで2018年7月までさかのぼります。ハワイでの邸宅ウェディングをお手伝いさせて頂いたカップルからのご紹介で、OCにあるカフェで初めてのお打ち合わせをさせて頂きました。すでにおふたりにはお子さんがいらっしゃり、お打ち合わせの際にはいつも同席で、その度に少しずつ成長していく姿をみさせて頂いてきました。


最初は2020年のゴールデンウィークにむけてプランニングを進めさせて頂いていました。当初の予定はご招待されるゲストは20-30人くらいで、いろいろカウンセリングさせていただきながら、自分がアシスタントをしていた時にいつかこの会場での結婚式をプロデュースしたいなってブログでもそのおもいをつづっていたCasa Romanticaをご紹介させていただき、おふたりも実際に会場を下見されてとても気に入ってくださりお申し込みをいただきました。


順調に食事やレンタル品、デコレーションなどのプランニングも進み挙式まであと2か月というところで、新型コロナウィルスが世界で爆発、カップルも延期を余儀なくされてしまいました。あらたに設定したのは翌2021年のゴールデンウィーク。いろいろと仕切り直して、もう一年わくわくを楽しんで頂くことになりました。色々と調整してカウンセリングをさせて頂くと、1年の延期でゲストの人数は当初の予定よりも倍近くの40-50人となりました。


そしてさらに時が経ち、アメリカではコロナの影響はかなり少なくなりましたが、日本からの渡米には陰性証明やワクチンの接種証明などまだまだ高いハードルがありました。そこでカップルは2回目の延期を決断し、さらに1年先の2022年のゴールデンウィークにわくわく期間をのばすことにされました。

そしてまた1年の延期で改めてカウンセリングをさせて頂くとゲストの人数がさらにふえて65人くらいというものでした。

この時点で、当初のDiagramやTimelineからは大幅に内容もかわり、レセプションはかなりスタイルをかえていくことになり、親族中心のお食事会スタイルから、たくさんの友人にもかこまれたダンスパーティへと変わっていきました。


そしてさらにコロナの影響での渡米がそれほど改善されないなか、日本からのご親族には必ずお越しいただきたい気持ちからカップルは3回目の延期を決断。あらたに2023年の8月に設定されました。

そして改めてカウンセリングをさせて頂くとゲストの人数が80人くらいになりそうと。


結局カップルは一番最初にカウンセリングさせていただいてから、3回の延期で5年越しの結婚式をされることになったのです。この5年の間にさらにもう一人新しい命も誕生して、ゲストもお子さんたちの友達も参列できることができたりで当初の予定よりも4倍ほどに膨れ上がりかなり国際的なウェディングに形を変えていきました。


弊社も万全の体制でいよいよ当日を迎えることになり、スタッフはみんなチームでの打ち合わせの段階でわくわくとっても楽しみに。気合を入れて本番に臨みました。ホテルでのお支度、ピアでのファーストルックも無事に進み、挙式の1時間前にいよいよ会場入り。会場ではフローリスト、ケータリング、バーのセットも順調に進む中、カップルは美しすぎるCASA ROMANTICAのガーデンでポートレートの撮影。 ゲストは次々と挙式会場に集まってきていよいよその時を迎えることができました。


バイオリン、チェロ、オルガンの奏でるカップルが選んだ音楽が鳴り響く中、牧師さん、新郎のKODAIさんが入場し、一気にセレモニー会場はピーンと糸の張り詰めたような緊張感が走りました。 グルームズマン、ブライズメイドが入場、そしてリングベアラーをつとめるお二人の長男7歳になったYAMATOくんも男らしく入場。フラワーガールをつとめた長女の4歳になったJENNAちゃが続いて入場。JENNAちゃんがしっかりと笑いを誘ってくれてピーンとしていた雰囲気が一気に和み、そんな中いよいよ新婦・MITSUHAさんとお母さまのご入場になりました。


このひとときが一番好きな瞬間。いろんな想いが込み上げ、あふれ出る涙が隠せなくなってしまう。5年間の間に重ねた打ち合わせは20回にも及び、その間にはありえない不可抗力的な出来事が起きたりして、まさにカップルと一緒に乗り越えてきた1日だったのです。


挙式もハッピーに進んで、カクテルパーティ、そしていよいよレセプションに。ここまで来たらうちには最高のチームがいるのでもう大丈夫って安心できる。

レセプションも終盤にさしかかり、新郎のKODAIさんからのスピーチが始まりました。そこで彼が語った言葉がとても印象的でした。 ”3回延期してよかった。3回延期したからこそ、その間に新しい素敵な出会いが生まれこれだけの方にお越しいただけた。” というものでした。 ぼくは全てではないですが、この立場からその過程をみてこられましたが、カップルがしっかりと前向きにとらえてくれて、それをしっかりと形に変えてくれていたのが本当に救われたし、本当に最高な1日をプロデュースさせていただけたなって。


GRAND EXITを迎え、お二人は退場後そのままぼくの運転する車でホテルに向かいました。会場からホテルまではほんのわずかな時間でしたが、楽しかった、本当によかったっていう言葉を何度も口にされて、また涙を堪えるのに必死になってしまった。ホテルに着いて、もうこの場でとうとう涙腺崩壊。 5年間の3人4脚のこのストーリーは大きなハグで幕を閉じました。


MITSUHAさん、KODAIさん、本当におめでとうございます。そしてありがとうございました!!

お二人との出会いはアイズブライダルに強さと感動をたくさんくれました。

改めてウェディングっていいなって思わせてくれました。

これからは、みっちゃん、こーだいくんでいかせてもらいます。


そしてチームのみんな、本当にありがとう。

みんながいるからアイズブライダルは強くなれるし、チャレンジできる。


2008年9月2日に誕生したアイズブライダルは本日丸15年を迎えました。

そんな素敵な節目にプロデュースさせていただけたことに感謝です。



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