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執筆者の写真LA Wedding Avenue

天国のバースデー 2024

TOMOです。


今日11月3日は生きていればお父さんの79歳の誕生日。

早いものでお父さんがこの世をさって20年が経ちました。

20年経った今でも、お父さんのことを思い出さない日は一度もありません。

それほどやっぱりぼくにとって偉大で、目指すべき父親像だったかな。仕事用の机の横にはお父さんの写真を飾っているし。


うちのお母さんはとにかく子供のためにと、自分の買い物とかは一切せずに、免許を持っていなかった義母のドライバーから、会社の事務をしながら4人の子供を育て上げてくれました。お父さんも仕事がらみでのお付き合いはもちろんしますが、派手に遊んでいたなとか、そういう記憶はない。 家族のために朝早くから毎日仕事に励んでる姿を見て育ちました。幼馴染からの信頼もすごい厚くて、今でも同窓会の時とかお父さんの話が出たりするくらい。ぼくがいないのに、ぼくの友達とのんでいたりするくらい。

中卒のお父さんだったので、そのコンプレックスは自営業をしていて色んな社長さんとの会話の中でどこの大学だったの? みたいなところですごく育っていった記憶があります。だから子供たちにはそういう思いをさせたくないという気持ちが大きく、貧乏で自分ができなかったことがたくさんあった分、子供たちにはやりたいことは何でもやらせてくれました。

お父さんは妹2人が結婚する前にこの世をさってしまいましたが、上の妹はすでに婚約はしていたので余命宣告を受けてしまってすぐに一緒に花嫁姿で家族写真を撮ることができましたが、下の妹の花嫁姿を見ることができず、結婚式のバージンロードはぼくが一緒に歩きました。今でも、下の妹の花嫁姿を見れずバージンロードを一緒に歩けなかったことはすごい無念だっただろうなって思うし、自分の娘にもそういう思いはさせたくないなぁ・・・と思うかな。 

今でもすごい思うのはやっぱり長男として親孝行をもっとしておくべきだったなと後悔することもたくさん。自分が考えていた親孝行は、アメリカでしっかりと成功というか活躍というか、恥ずかしくない生活を送っているよという姿を見せることかなって以前は思っていました。でも本当の親孝行って違うんじゃないかなって思うようになりました。日々葛藤ですね。


お母さんは今でも毎日欠かさずに朝起きたらまずは仏前に座ってお父さんに挨拶。ご飯も毎朝炊きたてをお父さんに、コーヒーとお茶もお父さんが一番最初。何か報告とかしてるんだろうなっていうくらい長い間座ってる時もある。

お花が枯れる前には必ずお墓に行って、きれいなお花を飾り続ける。 今でも深い愛を感じる。

今日はお父さんの誕生日。 いつもより長い時間会話を楽しんだかな。


HAPPY BIRTHDAY!




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